考えるほどに思うのが、
ルルーシュのルルーシュによるスザクの為のゼロレクイエム
なんだよね?ってことですよね。
本当にルルーシュから見たらスザクは救世主で正義で曲がらないまっすぐなものだったんだろうなぁと。
スザクの、己のなかの正義を貫く姿勢が、とても貴重だと思っていたのではないのかな?
いや、そのスザクの正義はいっつもブレまくっていましたが、案外ルルはそれに気が付けなかったのかも。
明日がほしい、優しい世界をって言いつつも。全てのベクトルがスザクに向いたのが、Cの世界での対峙したあの瞬間かもしれないなぁと。
償いも贖いも何もかもを、スザクに向けてしまったのではないのでしょうか。
まっすぐなスザクを歪めてしまったのは自分だと思って、自分の中にある昔のスザクの姿に、戻してあげたいと願って。
だからルルーシュはスザクを救世主にしてしまったんだと思うんですが。
でもスザクからすれば、ルルーシュと同じ場所に立てただけでよかったんじゃないかとも思う。
そんな事まで、願ってなかったって。そうポツリと呟きそうなんだけど、ルルーシュから受け取るモノを何でもいいから抱えていたい、そんな感じ。
だから自分にとって痛いことでも、ルルーシュの願いならって言いそう。
だから胸が痛くても辛くても泣きたくても、それを飲み込んでただ隣でルルーシュのことを見続けたんじゃないのか。
それはどれくらいの痛みかって話ですよ。
言いたいこともいえなくて、胸の痛みは増す一方で、本当は縋り付きたい位に喪失に脅えていても。
それを億尾にも出さない、それは強さではなくて弱さです。
さらけ出すことで拒否されるのが嫌で、是と頷くしか出来なくて。
胸の中で蟠ってるものを飲み込んで、約束だ、とか。どんな心境で言ってるんですかってぇの。
だからやっぱりゼロレクは賛成出来ないよ………。
死んでほしくなかったよ。
考えれば考える程に、そんなところに頭が行ってしまって、結局ツキハナの話がまとまらないって言う…。
上と下で話が繋がらなかったらどうしようかとか思います。
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